鉄骨建方 housenasu

那須現場へ。
きのうは鉄骨建方でした。
那須の家は、ゆるやかな傾斜地にたっています。
なるべく、そのゆるやかなふくよかさをそなえた土地をいじらずにすむように、
構造の吉田さん(吉田一成構造設計室)と相談していろいろな案からでてきたのが、この基礎。
模型もたくさんつくりました。しかし実物できるまではうまくいっているのかどきどきで、
それがきのう建ちがったのです。
うん。かっこいい。

普通の基礎は「ベタ基礎」といってコンクリートで壁柱をつくりそれで水平剛性をとり
その上に土台をしきます。この場合は、家が建つ場所の土をごっそり掘り起こして
コンクリートで閉じてしまいます。

今回は、鉄骨の柱をたて、それを水平の鉄骨梁でつなぎ、それで水平剛性をとって、
その上に木造の土台をしき柱をたて屋根をかけます。
床下も風がぬけるので、高床式倉庫的な家をながもちさせる効果もあるでしょう。
ま、わたしは、家が建った後にもこの家の下にまたタンポポや雑草が生えてくることを
設計の際一番心に留めていたし今も願っていることなんですけど。。
帰りの新幹線から。たんぼの稲が緑。まだ緑じゃないところも。

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