seike kiyoshi

昨日は
友人の貴重な招待に同行させてもらって、
なんと、
清家清の初期代表作「斉藤助教授の家」をみて、
さらにさらに自邸「私の家」もみせていただいた。

いやもう、
感動。鳥肌がたった。

斉藤助教授の家は来週、解体が始まる模様。
残念だけど、仕方ないという気もする。
建築は墓ではない。永遠のものをつくれるわけでもつくる必要もない。
100年住宅という考え方にも疑問をもつ。
もっと軽やかに、そして誠実に。

やっぱり建築をつくりつづけることにした。
ところで。
どんなにすばらしかったかというと、ざっとだけ説明します。もっとすごいんです、いろいろいいたいことはあるんですが。また。

*すごい!森になっている!決して広くないあのスペースがどうして森となれるのか・・・すごい!
*つたでおおわれていてほとんど緑のかたまり!
*すごい!!ある場所に座ってそとを眺めると、みている自分自身が庭の緑にしずみこんでゆく。
*ミース的とはあまり思わず、お寺的なおおらかな、とてもおおらかな。すいよせられる、縁側。めざせ!

それにしても両方とも子供のよく似合う、空間。
ちなみに、
斉藤助教授の家は1952年、自邸私の家は1954年、竣工です。
しかしものはすこしずつすこしずつ劣化してゆくことにもなんだか安心してつくれる。

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